答案のおとし所

(元)司法試験受験生の立場から、再現答案のアップしたり、日々の勉強での悩み、勉強法などについて書いていきます。

【無料】添削 令和2年司法試験再現答案

1 はじめに

 昨日、令和2年司法試験の合否発表がありましたね。自分はなんとか合格することができました。
 残念ながら不合格となり、こちらをご覧になった方、まずはイレギュラーが多かった本年度の試験お疲れ様でした。早くも次の試験を見据えられておられ、尊敬致します。
 リスタートは早いに越したことはないです。特に令和3年司法試験まではこれまたイレギュラーに期間か短いので。
 自分は、発表前に「仮に合格していたら、共に苦境を経験した受験生はライバルではなくなるので、目の届く範囲で微力ながらもサポートしたいと考えます」というツイートをしておりました。意訳の方がメインだったかもしれませんが笑


 そのためこれを実行させていただきます。対象は令和2年司法試験に不合格になり、令和3年司法試験の受験を検討されている方で、かつ再現答案を作成している方ということになります。

 とはいえ自分も単に合格しただけであり、現時点では順位も科目毎の評価もわかりません。法務省のホームページで何度も何度も受験番号を確認し、弊ローからのお祝いメール、中国新聞の掲載を見て、やっと合格したのだということを実感し始めたところです。
 昨年度はツイッター経由で多くの方に添削をしていただき、リスタートのきっかけを掴むことができました。
 これをご覧になった方にも、リスタートのきっかけとして利用していただければと考えています。

2 価格(無料)

 なぜ無料なのか。先ほど述べたように、自分も単に合格しただけであり、現時点では順位も科目毎の評価もわかりません(きっとそんなに上位で合格しているわけではないと思います)。また、(自主ゼミの添削やセルフ添削自体の経験はありますが)特に実績もありません。このような中で、ご依頼いただくわけですからお金は要求できないですね。
 さらにいえば、添削を通してお金以外に得られるものがあると考えていますので、どうか遠慮せずに連絡してみてください。
 ※ただし、添削コメントの一部をブログ等において公開させていただく場合があることをご了承ください(氏名・属性だけでなく、見せていただいた再現答案は公開しません。また希望があれば公開しません。)。

3 具体的な添削方針・内容

 では、具体的には自分にどんなことができるのか。
 直ぐにできるものとしては、令和2年司法試験再現答案の添削があります。成績表が届き次第自分の科目毎の評価を基準にそれと比較しつつコメントできると思います。この添削を基に敗因分析をしていただき、今後の勉強方針・内容を考え、効率的に令和3年司法試験に備えていただきたいです。出題趣旨及び採点実感の読み込みに時間を要することが予想されるため、少々お時間いただくことになるかと思います。

 添削方針としては、受験生的な視点(書く順序、濃淡、書きやすさからの自説決定など)から指摘をさせていただきます(近年の出題趣旨及び採点実感はかなり丁寧な解説がなされる一方で、過度の要求があることもあるので)。基本的知識の誤りや誤解が認められる部分は赤字(原則指摘を受け入れ修正してもらいたい)、それ以外でさらにブラッシュアップできそうな部分は黒字(納得できたら採用してくれればよい)でコメントしようと思っています。

 添削内容としては、お送りいただいた再現答案(Wordデータ)を読ませていただき、再現答案自体に又は別紙に添削コメントを記載しようと思っています(これも何か希望があれば柔軟に対応したいと思います)。加えて、簡単ではありますが、勉強方針の相談やアドバイスもできる範囲で話し合えたらと思っています。

4 さいごに

 時間的にかなりタイトな令和3年司法試験です。最後まで全力でやり抜いてください。
 金銭面・環境面について、全く同じ境遇の人はおらず、機会も平等ではないと思います。しかし、結局は自分の気持ち次第だと思います。努力すると決めたのなら、こちらもできる限り協力できたらと考えています。
 ただし、息抜きも忘れずに。健康面・メンタル面を良好に保つことは何より重要だと思いますので。